カジノにある極上の寿司レストランベスト3

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「寿司が大好き」と言う人たちは、「新鮮で質の良い寿司」を期待しているはずです。店の雰囲気が良く、寿司職人がお辞儀で迎えてくれ、美しく盛られた料理がさっさと運ばれてきても、寿司のネタが良くなければ食事を楽しむことはできません。

コイ・レストラン

コイはラスベガス・ストリップにある日本食レストランの中でも最も活気あふれる店の一つで、プラネット・ハリウッドの二階に入っており、下階のカジノから一休みするゲストたちで賑わっています。タイで手作りされた三体の黄金の仏像とマニ車の前を通り、巨大なインドネシア製のドアを開けると、ラウンジや食事場所が続いています。天井や壁全体に大きな竹や木を掘り抜いた格子のパネルが使われ、流線型の店内はアジアの雰囲気が満ち溢れていますが、同時にモダンな建築様式となっています。寿司や巻きものはもちろん美味しいですが、コイ・レストランで使われている器類がここの料理の技を一段と引き立てています。

最後のデザートにはバニラライスカスタードクリームブリュレがオススメで、伝統的なデザートに美味しさがひと工夫されています。ラウンジからはベラージオの噴水を眺めることができ、広範な種類の日本酒やユニークなカクテルが楽しめます。

Mizumi

ここの料理長は、アレックス・ストラッタ氏に師事しながらシェフを務めた経験がある人物です。彼の日本料理の専門知識と伝統的なフランス料理の手法を組み合わせて、伝統的な日本料理にモダンなひと工夫を凝らした目新しいメニューを創り出しています。なおMIZUMIは、Okadaの後を引き継いだレストランで、能の仮面、刺繍の施された帯、手描きの扇子やうちわなどを飾って店内を一新しています。簡素な日本庭園、滝、本物の鯉の泳ぐ池に囲まれてたたずむ仏塔が、床から天井まである大きな窓から眺められます。寿司、刺身、それに本物の日本の七厘を使った炉端焼きのほか、天ぷらもメニューに加わっています。デザートには、チョコレートケーキの柚子キャラメル添え、バナナシャーベット、チョコレートライスクランチ、ココアチュイールなどが用意されています。

ノブ・レストラン

Nobu at Caesars Palaceはシェフ松久信幸が初めてラスベガス・ストリップに出したレストランです。また、初のノブ・ホテルも兼ねており、客室内で鉄板焼きやその他のメニューが楽しめます。カジノや近隣の施設からやってくる客が入店すると、女将、ウェイトレス、寿司職人たちが大きな声で「いらっしゃいませ」と挨拶してくれます。店内には、竹を使った柱、カラフルなセミープライベートのポッド席、日本の茶筅をかたどった巨大な照明が目を引きます。広々としたバーと、もう少し小ぶりの寿司バー、丸テーブル、ブーススタイルの食事席などがしつらえてあり、テーブルを飾る見事な置物の中には、ノブ・レストランの特注で作成されたものもあります。

まずはロイヤル・オセトラ・サーモンまたは金目鯛の刺身にトロのタルタルを乗せ、コリアンダー、レモン、ハラペニョクリームを添えた一品をお試しください。アルコールを飛ばした日本酒で味付けした牛のテンダーロイン、除釉した柚子、キャラメライズド・オニオン、しいたけ、えのきなどは陶板焼きの材料の一例です。アーティチョークのサラダは、剥いたアーティチョーク、シャキシャキのリーク、乾燥味噌、赤ピーマンなどに白トリフオイルを垂らしたもので、さまざまな食感が楽しめます。石窯ではこの店一番の人気料理である銀ダラの味噌漬けのグリルが調理され、まさに舌の上でとろけんばかりの一品です。